Interview with MUNSELL(オーナー/アーティスト 梅澤秀氏)

母の日のフラワーギフトとして、kai(カイ)とコラボレーションしたフラワーデザインスタジオ「MUNSELL(マンセル)」の、オーナーであり、アーティストの梅澤氏に「kai」とコラボレーションしたフラワーボックスや、お花と関わるようになったきっかけなどをインタビューしました。

Q:今回kaiとコラボレーションしたフラワーボックスは、どのようなイメージでお花を選ばれたのでしょうか?

A:kaiのハンドクリームを使用した時の香りからイメージを膨らませました。爽やかな香りの中に優雅さを感じたので、そこにMUNSELLらしい配色を乗せることで優しい広がりを演出できればと思いました。

Q:普段の生活の中で気軽にお花を楽しむのが難しいと感じる方も多いかと思います。自分用にお花を買う時のオススメの選び方や、楽しみ方があればぜひ教えてください。

A:一番はその時の自身の気分を大切にすることです。癒されたい、元気になりたいなど、日々移りゆく気持ちに唯一寄り添ってくれるものが花だと思います。

花にミスマッチな組み合わせはありません。好きなものを好きなだけ選ぶのが自身を豊かな気持ちにさせてくれるのだと信じています。

Q:美大ご出身の梅澤さんが、ご自身を表現するものとして「お花」を選ばれたのは、どのようなきっかけや経緯があったのでしょうか。

A:ものづくりを専攻していたのもあり、美術を学んでいく上で様々な素材に出会ってきましたがお花だけが唯一素材として完成されたものであり、人の手が入らない方が美しい奇妙な存在だと感じました。

その中でどう接すればこの美しさや面白さ、魅力を自分の表現に昇華できるのかを考えるのが楽しかったのかもしれません。

芽が出て花が咲きそして散ってゆく、命の一生を日々感じることができる尊さもずっとお花の近くにいたいと思える要因なのかなと思います。

Q:普段からさまざまなお花や枝木の香りに包まれていらっしゃるかと思います。その中でも特に好きな香りはどんな香りでしょうか。

A:私はPatchouli(パチョリ)が強く響く香りが好みです。オリエンタルな香りが幻想的な世界を連想させ、エキゾチックでありながらも心を落ち着かせてくれる気がします。

Q:お店には様々なバリエーションのカラフルなお花が並んでいます。どんな視点でお花をセレクトしているのでしょうか。

A:好きなお花を仕入れるというよりは、什器の上に並んだ時にお花の個性が目立つようなセレクトを心がけています。

似た花ではなく、全て違う良さを持ったお花を一つの空間に並べたいという気持ち。まるで世界中から様々な人種の人が一つの空間に集まっているかのような、そんな心持ちです。

Q:お花を選ぶときや、アレンジするときのインスピレーションとなっている、映画や音楽などはありますか?

A:私の最大のインスピレーションは人との会話にあります。

この人は何を指針に生きているのか、どういう思想で物事や人に臨んでいるのか、心情の動き、それを知った時にパァっとイメージが広がっていきます。

その人が見ている世界が色や形などのヴィジュアルで見えるような感覚になるので、あとはそれを具現化するだけ。お花一つひとつに得た情報を当てはめるのではなく、様々なお花を組み合わせた時の完成形のイメージが見える、そんな感覚です。

お花のあるがままの美しさに惹かれ、それを表現するだけなく、芽が出て花が咲きそして散ってゆく変化をも楽しむ梅澤氏がつくり出すフラワーボックスは、1点1点に作品としての美しさが感じられます。

受け取った時の嬉しい気持ちをそのままに飾っていただけるフラワーボックスは、贈られた人にも感謝の気持ちがきっと伝わるはず!

フラワーギフトボックスは、4月20日(木)までの予約販売となっております。数量限定ですので、ご注文はお早めに!

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