アーユルヴェーダのドーシャ入門:VATA/ヴァータ、PITTA/ピッタ、KAPHA/カパとは?

5,000年の歴史を持つアーユルヴェーダでは、私たちの心理的側面、生物的側面、意識的側面などは、ヴァータ(風)、ピッタ(火)、カパ(水)という3つの性質を持つ「ドーシャ」と呼ばれるエネルギーが支配していると考えられています。

私たちは、3つのドーシャの要素をそれぞれ持っていますが、一般的にはいずれかのドーシャが他より優位に働いているとされています。

もちろん、自分のドーシャを知らなくても自由にアイテムを使っていただけますが、ドーシャのバランスと特徴を知ることで、精神的・肉体的にバランスの整った健康的な生活と、アーユルヴェーダの奥深さをより深く体験することができます。

それぞれのドーシャの特徴は以下の通りです。

各ドーシャは、マハブータと呼ばれる自然界の5大要素(空、風、火、水、地)のうちの、2つの要素で構成されています。

 


「空」と「風」の要素を含むドーシャです。 

ヴァータは、冷たい、乾燥している、軽い、素早い、不規則で変わりやすいといった性質を持ちます。「空」と「風」の要素に支配されるこのドーシャは、バランスが取れているときは、喜び、活力、明瞭さが表れますが、バランスが崩れると、不安や落ち着きがなく、神経過敏になりがちです。

ヴァータのバランスを整えるには、ヴァータを温めるオイルやグラウンディングハーブが効果的です。ヴァータ・アロマテラピーオイル(Multi Purpose Oil VATA)やヴァータ・パフュームオイル(Perfume Oil VATA)は、ヴァータのバランスを整えるハーブとエッセンシャルオイルを使用しています。

 

 

「火」と「水」の要素を含むドーシャです。

ピッタは、熱い、鋭い、油っぽい、自己主張が強い、などの特徴があります。火と水に支配されるこのドーシャは、バランスが取れているときは、意欲、リーダーシップ、知性、鋭敏さが表れますが、バランスが崩れると、肌荒れ、炎症、過労を引き起こしやすくなります。

ピッタのバランスを整えるには、冷却作用と鎮静作用のあるハーブやオイルを使って、ピッタの内なる火を安定させることが大切です。ピッタ・アロマテラピーオイル(Multi Purpose Oil PITTA)やピッタ・パフュームオイル(Perfume Oil PITTA)は、ピッタのバランスを整えるハーブとエッセンシャルオイルを使用しています。

 

「水」と「土」の要素を含むドーシャです。

カパは、重い、遅い、冷たい、油っぽい、柔らかい、粘性があるなどの特徴を持ちます。「水」と「土」の要素に支配されるこのドーシャは、バランスが取れているときには、穏やかさ、滑らかさ、安定感が表れますが、バランスが崩れると、停滞、不動、執着に陥りやすくなります。

カパのバランスを整えるには、温かく、軽く、目が覚めるような効果のあるハーブやオイルを使用し、積極的に行動する力を刺激します。

カパのバランスを整えるハーブやエッセンシャルオイルを使った、カパ・アロマテラピーオイル(Multi Purpose Oil KAPHA)やカパ・パフュームオイル(Perfume Oil KAPHA)を使用しています。

 


 

繰り返しになりますが、人はそれぞれ3つのドーシャをすべて持っています。ただし、1つまたは2つのドーシャの組み合わせがより優勢であることが一般的で、ヴァータ×ピッタ、ヴァータ×カパ、ピッタ×カパなどという組み合わせのいずれかに分類されることもあります。

自分の今のドーシャのバランスを知ることで、自分にあった日中の気分転換方法や、夜のマッサージオイルの選び方など、忙しい毎日の中でもセルフケアに繋がるヒントが見つかるかもしれません。

Made by Yokeで、日々の生活にアーユルヴェーダを気軽に取り入れてみてはいかがですか。

 

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